9月17日から開催させていただく「第3回手作りクラフト展」へは江戸木版画の伝統技法を継承されている、匠木版画工房から素敵な木版画封筒 を出品いただきます。

木版画の封筒は和紙に何度も刷り、それを封筒の形にカットして、糊で貼り付けて封筒に仕上げる丁寧な手作りの貴重な作品です。量産の印刷品には無い手作りの味わいのある作品に仕上がっています。

(1)木版画封筒 歌川広重「朝顔」の図(部分) 
  3版7度摺 彫:朝香元晴   摺:富永奈保子
木版画封筒 歌川広重「朝顔」の図(部分) 


(2)木版画封筒 竹久夢二「どくだみの花」 
  3版3度摺 彫:朝香元晴   摺:富永奈保子

 大正3年十月、竹久夢二がすべての商品のデザインを手がけた港屋絵草紙店が、日本橋呉服待ちにオープンした。店内には、風呂敷、半襟、うちわ、千代紙、便箋、封筒、絵日傘などの用品が並び、いつも沢山の若い女性であふれかえるほど大人気だったと言う。
どくだみの花はその頃デザインされたもの。
木版画封筒 竹久夢二「どくだみの花」 



皆様のお越しをお待ちしています。

 第3回手作りクラフト展
 開催日時:9月17日土曜日~18日日曜日
       午前11時~午後5時半
 地図(PDF)


地図や一昨年の展示の様子などは「にしこやま 気まぐれクラフト」のホームページをご覧ください。
>>ギャラリースペース「西小山 気まぐれクラフト」